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うずら日誌 -uzura diary-

いちねん

今年の3月11日は教室の日だったので、黙祷をして
いつも通りみんなで靴作りをしました。
夜のテレビの特集番組などは ふたりで見続けられずで、それぞれ静かに過ごしました。

一年だな〜っておもうのはおもうのですが、とくにだからといって
わたしの心に大きな変化はなくて、一年だから ということで
何か言いたいことがあるのかというと なくて。
とにかく ずーっと続いて行くのだと思います。ずーっと。

先週、友人のところへ遊びにいきました。
他愛のない話もして 放射能の話もしました。
いろんな話がきけて、とてもありがたい時間でした。
この一年は 自分にとっても自分の中をじーっと見つめてみなければならなかったし
いろんな人のいろんな価値観があることを知りました。

受け入れることをするしかない人たちも たくさんたくさんいる という現実。
この不条理に心はずたずたですが、
そのことを 受け入れ 前を向いていかなくては と思います。 

いろんな価値観があって、いろんな考え方があるけれど、
それはどれも間違っていないのだと思います。
そのことを みんなで受け入れて、この不条理な出来事を乗りこえて行けたら と
こう書いてみると なんだかえらそうな感じもするのだけど、
そんなふうに思っています。

昨日あたりから 外の日差しと匂いがいっきに春めいてきたような気がします。
前にすすもう。自分。